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第44回 野村狂言座
2009/01/15(Thu)
平成20年12月17日(水)18:30〜 宝生能楽堂にて。(脇正面る列3番)


『茶壺(ちゃつぼ)』
 すっぱ:佐藤友彦  中国の者:佐藤融  目代:高野和憲  後見:野村良乍

『栗焼(くりやき)』 
 太郎冠者:野村万作  主:野村万之介  後見:岡聡史

『金津地蔵(かなづじぞう)』
 子:野村裕基  親:野村萬斎  金津の者:石田幸雄
 立衆:月崎晴夫/高野和憲/竹山悠樹/深田博治/時田光洋/岡聡史
 笛:八反田智子  後見:野村万作

『茶壺(ちゃつぼ)』
名古屋の狂言共同社メンバーから、佐藤友彦さんと佐藤融さん。
万作家と同じ和泉流です。
同じ流派だといっても、お家によって芸風が違う・・ということは、こちらのブログでさいさん書いてますね私(笑)
最近の狂言座に限らず、万作家ではない演者を観せていただける機会が多くなりました。
ただ、正直なところ、万作家の狂言を観にいく!というふうに私の脳は勝手に構成されてしまうので(笑)その万作家ではない空気があまり好きではなかった。
演者がどうのこうの・・ってことじゃなくてね。(この日は、万作家の狂言が観たいの!!っていうワガママな考えのため^^; )
でもね、この日演じてくれたお二人は、結構万作家に近いものがあって、すっと馴染めることができました。


『栗焼(くりやき)』
万作太郎冠者が栗を焼く所作があるんですが、これがねぇ〜見事で〜^^
アチチッ!とかフーフーとかしか言わないけど、栗が転がる音、香ばしい匂い、、そんなのが、観ている観客に届く感じ?とでも言うのかな。
少なくとも私は、栗うまそ〜と思いながら観てました(笑)
あとね、つまみ食いもね、最高でした。
これは〜形が悪いから〜とか、一個じゃ味見にならないとか、ブツブツ言いながらつまみ食いする万作さんがキュートでした(笑)
って、いつもなら、主と太郎冠者の配役が逆なんだけど(笑)


『金津地蔵(かなづじぞう)』
親がすっぱで、子が仏(に扮する)。
極端な話、お金と引き換えに子を仏に化けさせ売り飛ばすってことですわ。←うわ〜極端すぎるわ!書いた自分が一番びっくり(笑)
頃合いを見計らって、迎えに行くから!という親。
親が困っているなら・・と健気にそれに従う子。
泣けるぜっ!!
が、しかし、実際の舞台は泣けるものではなく、逆に笑ってしまう要素がある曲。

石田さんがね、裕基くんを背負うんですが、その重みに裕基くんの成長を垣間見たり。
きちっきちっっと演じる裕基くんも健気でした〜^^


2008年の狂言見納めは、この公演でした。
いや〜なんともほっこりした気分で、家路に着いたことを思い出しました^^

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